コンテンツにスキップ

「ジョン・スミス」の版間の差分

提供:コーヒー歴史年表
ページの作成:「'''ジョン・スミス'''John Smith:  生没年1580年〜1631年。イギリスの軍人、探検家。アメリカのヴァージニア植民地開拓の中心的指導者。アメリカ開拓に関する7冊の他、多数の著作を残す。 ヴァージニア開拓に赴く以前、ハプスブルクの対オスマン・トルコ戦争に傭兵として参戦、トルコの捕虜となり、その際にコーヒーに触れ、その体験をもとに…」
 
画像追加
 
(2人の利用者による、間の4版が非表示)
1行目: 1行目:
'''ジョン・スミス'''John Smith:
[[ファイル:ジョン・スミス wikipedia-John Smith.jpg|サムネイル|ジョン・スミス Wikipedia:John  Smithより]]


 生没年1580年〜1631年。イギリスの軍人、探検家。アメリカのヴァージニア植民地開拓の中心的指導者。アメリカ開拓に関する7冊の他、多数の著作を残す。
== '''ジョン・スミス'''John Smith ==
生没年1580年〜1631年。イギリスの軍人、探検家。アメリカのヴァージニア植民地開拓の中心的指導者。アメリカ開拓に関する7冊他、多数の著作を残す。


ヴァージニア開拓に赴く以前、ハプスブルクの対オスマン・トルコ戦争に傭兵として参戦、トルコの捕虜となり、その際にコーヒーに触れ、その体験をもとに『旅と冒険』(1630年刊)でコーヒー(coffaと綴っている)に関する記述を残している。
ヴァージニア開拓に赴く以前、ハプスブルクの対オスマン・トルコ戦争に傭兵として参戦、トルコの捕虜となる。その際にコーヒーに触れ、その体験をもとに『[[旅と冒険]]』(1630年刊)でコーヒー(coffaと綴っている)に関する記述を残している。


ユーカーズは『オール・アバウト・コーヒー』で、「ジョン・スミスが新世界アメリカに最初にコーヒーの知識もたらしたと思われる」と推測している。
ユーカーズは『オール・アバウト・コーヒー』で、「ジョン・スミスが新世界アメリカに最初にコーヒーの知識もたらしたと思われる」と推測している。彼は山師的な性格で、著作に書かれたエピソードには数多くの作り話や事実の捏造が紛れ込んでいるとされる。
 
彼は山師的な性格で、著作に書かれたエピソードには数多くの作り話や事実の捏造が紛れ込んでいるとされる。


'''参照文献''':
'''参照文献''':
14行目: 13行目:


・Wikipedia:ジョン・スミス(日本語、英語)
・Wikipedia:ジョン・スミス(日本語、英語)
[[index.php?title=カテゴリ:人物]]

2025年7月29日 (火) 03:00時点における最新版

ジョン・スミス Wikipedia:John Smithより

ジョン・スミスJohn Smith

生没年1580年〜1631年。イギリスの軍人、探検家。アメリカのヴァージニア植民地開拓の中心的指導者。アメリカ開拓に関する7冊他、多数の著作を残す。

ヴァージニア開拓に赴く以前、ハプスブルクの対オスマン・トルコ戦争に傭兵として参戦、トルコの捕虜となる。その際にコーヒーに触れ、その体験をもとに『旅と冒険』(1630年刊)でコーヒー(coffaと綴っている)に関する記述を残している。

ユーカーズは『オール・アバウト・コーヒー』で、「ジョン・スミスが新世界アメリカに最初にコーヒーの知識もたらしたと思われる」と推測している。彼は山師的な性格で、著作に書かれたエピソードには数多くの作り話や事実の捏造が紛れ込んでいるとされる。

参照文献

・ウイリアム・H・ユーカーズ著『オール・アバウト・コーヒーAll About Coffee』山内秀文抄訳 角川ソフィア文庫 2017

・Wikipedia:ジョン・スミス(日本語、英語) index.php?title=カテゴリ:人物