「ブラジルのリオでコーヒー栽培が始まる」の版間の差分

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 ブラジルでの集約的なコーヒー栽培は、1732年にパラー州のほかアマゾナス州やマラニャン州などのブラジル北部での試みが端緒となりました。
 1760年、2本のコーヒーの苗木がリオデジャネイロ州に持ち込まれた。ハラー州、またはマラニョン州から持ち込まれたという説があるが明らかではない。


 1760年になると、インド西部にあったポルトガル領ゴアより、リオデジャネイロにコーヒーの木を導入し、ミナス州、エスピリトサント州、サンパウロ州などブラジル南部にコーヒーの栽培が広まっていきました。
 18世紀末には商業的な規模での栽培となり、輸出もされるようになった。リオデジャネイロ州の他、近隣のサンパウロ州やミナスジェライス州、バイア州へと栽培が広がっていき、1830年代末には世界最大のコーヒー輸出国となる。(ブラジル帝国1822年独立) (大西文明)


===  参照: ===
'''参考文献:'''
・『ALL ABOUT COFFEE』 ウィリアム・H・ユーカーズ著 山内秀文 訳・解説 2017年 角川ソフィア文庫
 
・ウィリアムH.ユーカーズ  『ALL ABOUT COFFEE』 山内秀文抄訳 角川ソフィア文庫
 
・旦部幸博 『珈琲の世界史』 講談社 2017年
 
・堀部洋生 『ブラジルコーヒーの歴史』いなほ書房 1985年

2024年9月12日 (木) 19:53時点における最新版

 1760年、2本のコーヒーの苗木がリオデジャネイロ州に持ち込まれた。ハラー州、またはマラニョン州から持ち込まれたという説があるが明らかではない。

 18世紀末には商業的な規模での栽培となり、輸出もされるようになった。リオデジャネイロ州の他、近隣のサンパウロ州やミナスジェライス州、バイア州へと栽培が広がっていき、1830年代末には世界最大のコーヒー輸出国となる。(ブラジル帝国1822年独立) (大西文明)

参考文献:

・ウィリアムH.ユーカーズ  『ALL ABOUT COFFEE』 山内秀文抄訳 角川ソフィア文庫

・旦部幸博 『珈琲の世界史』 講談社 2017年

・堀部洋生 『ブラジルコーヒーの歴史』いなほ書房 1985年