「キョプリュリュ」の版間の差分

2024年8月7日 (水) 01:52時点における版

キョプリュリュ・メフメト・パシャKöprürü Mehmed Pasha：

　1575年〜1661年。メフメト四世に仕えたオスマン・トルコの大宰相（Grand Vizir、1656〜61年在任）。国力を回復しさらに積極的な対外進出政策をとってトルコの版図の拡大に務めた。　
　1656年頃、コンスタンティノープルでカフェの営業禁止を命令したが、これはカンディ（クレタ島）攻囲中の国内世論の引き締めのためといわれる。　
　その後キョプリュル家は息子のアフメト・パシャとムスタファ・パシャなど、６人の大宰相を輩出した。ウィーンのカフェの始まりのきっかけになったとされるトルコのウィーン攻囲の総司令官カラ・ムスタファ・パシャ（大宰相）はメフメト・パシャの義理の息子である。　　（山内秀文）

参照文献：

- wikipedia　Köprürü Mehmed Pasha（英語、フランス語）
- Antoine Galland De l’origine et du progrès du café 1699

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-　キョプリュリュ・メフメト・パシャKöprürü Mehmed Pasha：
+'''キョプリュリュ・メフメト・パシャ'''Köprürü Mehmed Pasha：
 年〜1661年。メフメト四世に仕えたオスマン・トルコの大宰相（Grand Vizir、1656〜61年在任）。国力を回復しさらに積極的な対外進出政策をとってトルコの版図の拡大に務めた。
-年頃、コンスタンティノープルでカフェの営業禁止を命令したが、これはカンディ（クレタ島）攻囲中の国内世論の引き締めのためといわれる。
+　<br/>　1656年頃、コンスタンティノープルでカフェの営業禁止を命令したが、これはカンディ（クレタ島）攻囲中の国内世論の引き締めのためといわれる。
-　その後キョプリュル家は息子のアフメト・パシャとムスタファ・パシャなど、６人の大宰相を輩出した。ウィーンのカフェの始まりのきっかけになったとされるトルコのウィーン攻囲の総司令官カラ・ムスタファ・パシャ（大宰相）はメフメト・パシャの義理の息子である。
+　<br/>　その後キョプリュル家は息子のアフメト・パシャとムスタファ・パシャなど、６人の大宰相を輩出した。ウィーンのカフェの始まりのきっかけになったとされるトルコのウィーン攻囲の総司令官カラ・ムスタファ・パシャ（大宰相）はメフメト・パシャの義理の息子である。　　（山内秀文）
-参照文献：
+'''参照文献'''：
+**wikipedia　Köprürü Mehmed Pasha（英語、フランス語）
-・wikipedia　Köprürü Mehmed Pasha（英語、フランス語）
+**Antoine Galland  De l’origine et du progrès du café  1699
-・Antoine Galland  De l’origine et du progrès du café  1699