「モカ」の版間の差分

提供:コーヒー歴史年表
(ページの作成:「モカは、イエメン西部にある港町。紅海に面しています。17世紀、ここからエチオピアやイエメンで収穫されたコーヒー豆がヨーロッパに輸出されるようになり、モカという名で取引されるようになりました。19世紀前半になると、海岸の砂が堆積し港として機能しなくなったため廃港となり、別の港から輸出されるようになりますが、現在でもエチ…」)
 
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・『モカに始まり 産地紀行編』 森光宗男著 2017年 手の間
・『モカに始まり 産地紀行編』 森光宗男著 2017年 手の間


・『ALL ABOUT COFFEE』 ウィリアム・H・ユーカーズ著 山内秀文 訳・解説 2017年KADOKAWA
・『ALL ABOUT COFFEE』 ウィリアム・H・ユーカーズ著 山内秀文 訳・解説 2017年 角川ソフィア文庫


・『珈琲の世界史』 旦部幸博著 2017年 講談社
・『珈琲の世界史』 旦部幸博著 2017年 講談社

2024年2月12日 (月) 15:20時点における版

モカは、イエメン西部にある港町。紅海に面しています。17世紀、ここからエチオピアやイエメンで収穫されたコーヒー豆がヨーロッパに輸出されるようになり、モカという名で取引されるようになりました。19世紀前半になると、海岸の砂が堆積し港として機能しなくなったため廃港となり、別の港から輸出されるようになりますが、現在でもエチオピアとイエメンで収穫されたコーヒー豆は「モカ」として取引されています。

1614年、オランダの貿易商たちはコーヒーの栽培と商取引の可能性を探り始め、1616年にモカに立ち寄ったオランダの織物商、ピーター・ファン・デン・ブルックはコーヒー豆を入手しオランダに持ち帰りました。このコーヒー豆がアムステルダムで発芽し、ヨーロッパの地に根ざした最初のコーヒーの木と伝えられています。1640年には、アムステルダムの商人が発注したコーヒーが、モカから輸出されたことを皮切りに、1663年から定期的な輸出が始まりました。

参照:

・『モカに始まり 産地紀行編』 森光宗男著 2017年 手の間

・『ALL ABOUT COFFEE』 ウィリアム・H・ユーカーズ著 山内秀文 訳・解説 2017年 角川ソフィア文庫

・『珈琲の世界史』 旦部幸博著 2017年 講談社