シルヴェストル・デュフール

提供:コーヒー歴史年表
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フィリップ・シルヴェストル・デュフール Phillip Syrvestre Dufour

 生没年1622年〜1687年。 薬剤商、銀行家。主にリヨンで活動、リヨンの知識人社会の中心人物の一人。オリエントとの香料貿易と「文芸共和国République des Lettres」通じてヨーロッパの知識人たちとの交流、コーヒー、茶、チョコレートに関する知識をえるとともに、自身もコーヒーを愛飲した。
 ユグノー(プロテスタント)であったため、1685年のナント勅令の廃止後はスイスに逃れている。
 1671年に『コーヒー、茶、チョコレートの飲用に関して』、1685年にその増補版の『コーヒー、茶、チョコレートに飲用に関する新たな興味をそそる論説』を執筆、この2冊は17世紀後半のもっと重要なコーヒー文献とされる。

参照文献

  • Henri Werter “Histoire du Café” 1867,Paris
  • Wikipedia: Phillip Syrvestre Dufour(フランス語)