ジャワ

提供:コーヒー歴史年表
2024年2月21日 (水) 21:08時点における大西 (トーク | 投稿記録)による版

 1696年、オランダ アムステルダム市長の勧告により、インド南西部にあるマラバールからジャワ島に最初のコーヒーの苗木が輸送され、カダワン農園に植樹されましたが、その後の地震と洪水によって消失してしまいました。この苗木はアラビアからマラバールに持ち込まれたアラビカ種の種を育てたものでした。南インドに、どのように持ち込まれたのかは不明ですが、1600年頃、ムスリムの巡礼でババ・ブダンが南インドにコーヒーを移植したというインドの伝承があります。

 1699年に、再度マラバールからジャワにコーヒーの木の挿し木が持ち込まれ栽培が成功。これがオランダ領東インド(現インドネシア)のすべてのコーヒーの原木となりました。


参照:

・『ALL ABOUT COFFEE』 ウィリアム・H・ユーカーズ著 山内秀文 訳・解説 2017年 角川ソフィア文庫