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「カフェ・シュペール」の版間の差分

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== '''カフェ・シュペール''' Café Sperl: ==
== '''カフェ・シュペール''' Café Sperl: ==
[[ファイル:カフェ シュペール.jpg|300px|thumb|right|JTB ウェブマガジン より]]
[[ファイル:Café Sperl.jpg|代替文=Café Sperl|フレーム|Wikipedia:Café Sperl(英語版)より]]
 
 1880年〜現在 街の中心部からやや離れた造形美術アカデミーの近くで開業。当初から多くの造形家・画家が集う「芸術カフェ」として栄えた。特にセセッション(ウィーンの芸術家グループ「分離派」)のメンバーが多く、グスタフ・クリムト Gustav Klimt (画家)、ヨーゼフ・ホフマン Josef Franz Maria Hoffmann (建築家)、コロマン・モーザー Koloman Moser (デザイナー)らが常連であった。さらに近くにアン・デア・ウィーン劇場(主にオペレッタを上演)があり、フランツ・レハール Franz Lehár、カール・ツェラー Carl Adam Johann Nepomuk Zeller、カール・ミレッカー Carl Joseph Millöker らオペレッタの作曲家もよく訪れた。
 1880年〜現在 街の中心部からやや離れた造形美術アカデミーの近くで開業。当初から多くの造形家・画家が集う「芸術カフェ」として栄えた。特にセセッション(ウィーンの芸術家グループ「分離派」)のメンバーが多く、グスタフ・クリムト、ヨーゼフ・ホフマン、コロマン・モーザーらが常連であった。さらに近くにアン・デア・ウィーン劇場(主にオペレッタを上演)があり、フランツ・レハール、カール・ツェラー、カール・ミレッカーらオペレッタの作曲家もよく訪れた。


 今も「芸術カフェ」の伝統は続いており、週末にはピアノの生演奏があり、美術アカデミーの関係者、劇場帰りの客や、ウィーンフィルのメンバーもよく訪れる。
 今も「芸術カフェ」の伝統は続いており、週末にはピアノの生演奏があり、美術アカデミーの関係者、劇場帰りの客や、ウィーンフィルのメンバーもよく訪れる。


 また現存する「ウィーンの伝統的カフェ」のなかにおいて、伝統的カフェの要件である立地が角地で、ビリヤード台・チェス盤があり、新聞の種類多く、トーネット社(19世紀ドイツの家具職人ミヒャエル・トーネット創設)の家具があり、さらに夏にはシャニガルテン(路上のテラス席)が設けられる等・・、をほぼ満たす貴重なカフェの一つである。
 また現存する「ウィーンの伝統的カフェ」のなかにおいて、伝統的カフェの要件である立地が角地で、ビリヤード台・チェス盤があり、新聞・雑誌の種類が多く、トーネット社(19世紀ドイツの家具職人ミヒャエル・トーネット創設)の家具があり、さらに夏にはシャニガルテン(路上のテラス席)が設けられる等・・、をほぼ満たす貴重なカフェの一つである。


 現住所:Gumpendorferstrasse11.1060,Wien (小村嘉人)
 現住所:Gumpendorferstrasse11.1060,Wien (小村嘉人)
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=== '''参照文献:''' ===
=== '''参照文献:''' ===


* ・柄沢和雄著『ヨーロッパのカフェガイド』雄鶏社, 1990
* 柄沢和雄著『ヨーロッパのカフェガイド』雄鶏社, 1990
* ・田部井朋見著『ウィーンのカフェハウス』東京書籍, 2007
* 田部井朋見著『ウィーンのカフェハウス』東京書籍, 2007
* ・Café Sperl HP https://www.cafesperl.at
* Café Sperl HP https://www.cafesperl.at
[[カテゴリ:カフェ]]

2026年2月23日 (月) 01:23時点における最新版

カフェ・シュペール Café Sperl:

Café Sperl
Wikipedia:Café Sperl(英語版)より

 1880年〜現在 街の中心部からやや離れた造形美術アカデミーの近くで開業。当初から多くの造形家・画家が集う「芸術カフェ」として栄えた。特にセセッション(ウィーンの芸術家グループ「分離派」)のメンバーが多く、グスタフ・クリムト Gustav Klimt (画家)、ヨーゼフ・ホフマン Josef Franz Maria Hoffmann (建築家)、コロマン・モーザー Koloman Moser (デザイナー)らが常連であった。さらに近くにアン・デア・ウィーン劇場(主にオペレッタを上演)があり、フランツ・レハール Franz Lehár、カール・ツェラー Carl Adam Johann Nepomuk Zeller、カール・ミレッカー Carl Joseph Millöker らオペレッタの作曲家もよく訪れた。

 今も「芸術カフェ」の伝統は続いており、週末にはピアノの生演奏があり、美術アカデミーの関係者、劇場帰りの客や、ウィーンフィルのメンバーもよく訪れる。

 また現存する「ウィーンの伝統的カフェ」のなかにおいて、伝統的カフェの要件である立地が角地で、ビリヤード台・チェス盤があり、新聞・雑誌の種類が多く、トーネット社(19世紀ドイツの家具職人ミヒャエル・トーネット創設)の家具があり、さらに夏にはシャニガルテン(路上のテラス席)が設けられる等・・、をほぼ満たす貴重なカフェの一つである。

 現住所:Gumpendorferstrasse11.1060,Wien (小村嘉人)

参照文献:

  • 柄沢和雄著『ヨーロッパのカフェガイド』雄鶏社, 1990
  • 田部井朋見著『ウィーンのカフェハウス』東京書籍, 2007
  • Café Sperl HP https://www.cafesperl.at