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人口が増えていったロンドンで、コーンヒルはテムズ川を利用した水運の集積地となり、商品取引が盛んにおこなわれた。また海外貿易の拠点にもなり、1567年に[[ロイヤル・エクスチェンジ]](王立商品取引市場)が開設された。海外貿易の発展とともに商品取引も多くなり、取引所で賄いきれない分は近隣のコーヒーハウスで取引が行われた。もともとここコーンヒルは、1652年に[[パスカ・ロゼ]] Pasqua Rosée がロンドンで最初のコーヒーハウスを開業した場所であり、その後多くのコーヒーハウスが開業をして貿易商人や船舶関係者でにぎわった。1694年にイングランド銀行 Bank of England、1801年に証券取引所 London Stock Exchange が開設され、コーンヒルはイギリスの経済・金融の中心地となった。 | |||
のちに証券取引所はセントポール大聖堂の北に移転をしたが、コーンヒルには現在もイングランド銀行本店、ロイズ本社 Loyd’s of London などがあり、ニューヨークのウォール街とともに世界の経済をけん引している。 (小村嘉人) | のちに証券取引所はセントポール大聖堂の北に移転をしたが、コーンヒルには現在もイングランド銀行本店、ロイズ本社 Loyd’s of London などがあり、ニューヨークのウォール街とともに世界の経済をけん引している。 (小村嘉人) | ||
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2026年7月29日 (水) 01:09時点における最新版
コーンヒル Cornhill
ロンドンの中心部に位置するシティー・オブ・ロンドン The City of London にある地区および通りの名称で、16世紀以降、現在においてもイギリスの経済・金融の中心地である。

シティー、コーンヒルの始まり
紀元50年頃、すでにこの地に居住していたローマ人たちが、テムズ川に橋(現在のロンドン橋)をかけ、川の北岸にロンデニウム Londinium という居住地を築いたことが、シティー・オブ・ロンドンの始まりといわれている。シティーには現在ロンドン塔のあるタワーヒル Tower Hill 、セントポール大聖堂 St. Paul’s Cathedral のあるラドゲートヒル Ludgate Hill 、コーンヒルの三つの丘があり、人々はこれらの地域を中心に生活していた。
コーンヒルはロンドンで最も古いキリスト教布教の場所で、現在も多くの教会がある。
コーンヒルの名前の由来は、かつてここにトウモロコシ市場があったためとの説もある。
16世紀以降のコーンヒル
人口が増えていったロンドンで、コーンヒルはテムズ川を利用した水運の集積地となり、商品取引が盛んにおこなわれた。また海外貿易の拠点にもなり、1567年にロイヤル・エクスチェンジ(王立商品取引市場)が開設された。海外貿易の発展とともに商品取引も多くなり、取引所で賄いきれない分は近隣のコーヒーハウスで取引が行われた。もともとここコーンヒルは、1652年にパスカ・ロゼ Pasqua Rosée がロンドンで最初のコーヒーハウスを開業した場所であり、その後多くのコーヒーハウスが開業をして貿易商人や船舶関係者でにぎわった。1694年にイングランド銀行 Bank of England、1801年に証券取引所 London Stock Exchange が開設され、コーンヒルはイギリスの経済・金融の中心地となった。
のちに証券取引所はセントポール大聖堂の北に移転をしたが、コーンヒルには現在もイングランド銀行本店、ロイズ本社 Loyd’s of London などがあり、ニューヨークのウォール街とともに世界の経済をけん引している。 (小村嘉人)
参照文献:
・小林章夫 『コーヒー・ハウス』 駸々堂 1984年
・岩切正介 『男たちの仕事場 近代ロンドンのコーヒーハウス』法政大学出版局 2009年
・Wikipedia:Cornhill,London (英語版)
・Wikipedia:City of London (英語版)