「アル・ラーズィー(ラーゼス)」の版間の差分

提供:コーヒー歴史年表
(ページの作成:「アル・ラーズィー(ラーゼス)'''アル・ラーズィー'''al Razi ('''ラーゼス'''Razes):  生年865/6年〜没年925年または935年。ラテン語名ラーゼスRazes。ペルシャの医学者、天文学者、哲学者、錬金術師、詩人。  多様な分野で優れた業績を残したが、とくに医学分野を体系化し、古代ギリシャのアレノス以来の治療法を集大成した。主書『包含の書…」)
 
編集の要約なし
1行目: 1行目:
[[アル・ラーズィー(ラーゼス)]]'''アル・ラーズィー'''al Razi ('''ラーゼス'''Razes):
'''アル・ラーズィー'''al Razi ('''ラーゼス'''Razes):


 生年865/6年〜没年925年または935年。ラテン語名ラーゼスRazes。ペルシャの医学者、天文学者、哲学者、錬金術師、詩人。
 生年865/6年〜没年925年または935年。ラテン語名ラーゼスRazes。ペルシャの医学者、天文学者、哲学者、錬金術師、詩人。
5行目: 5行目:
 多様な分野で優れた業績を残したが、とくに医学分野を体系化し、古代ギリシャのアレノス以来の治療法を集大成した。主書『包含の書(アル・ハーヴィ)』はラテン語に翻訳され、中世ヨーロッパ医学に大きな影響を与えた。
 多様な分野で優れた業績を残したが、とくに医学分野を体系化し、古代ギリシャのアレノス以来の治療法を集大成した。主書『包含の書(アル・ハーヴィ)』はラテン語に翻訳され、中世ヨーロッパ医学に大きな影響を与えた。


 コーヒー(ブンクムbunchum)を薬として用いたとして、アヴィセンナとともに多くのコーヒー書で取り上げられている。  (山内秀文)
 コーヒー(ブンクムbunchum)を薬として用いたとして、[[イブン・スィーナ]]アヴィセンナとともに多くのコーヒー書で取り上げられている。  (山内秀文)


 *参照→コラム:コーヒーを薬として使用か?
 *参照→コラム:コーヒーを薬として使用か?

2024年10月29日 (火) 03:08時点における版

アル・ラーズィーal Razi (ラーゼスRazes):

 生年865/6年〜没年925年または935年。ラテン語名ラーゼスRazes。ペルシャの医学者、天文学者、哲学者、錬金術師、詩人。

 多様な分野で優れた業績を残したが、とくに医学分野を体系化し、古代ギリシャのアレノス以来の治療法を集大成した。主書『包含の書(アル・ハーヴィ)』はラテン語に翻訳され、中世ヨーロッパ医学に大きな影響を与えた。

 コーヒー(ブンクムbunchum)を薬として用いたとして、イブン・スィーナアヴィセンナとともに多くのコーヒー書で取り上げられている。  (山内秀文)

 *参照→コラム:コーヒーを薬として使用か?

参考文献:

・Wikipedia: Abu Bakr al-Razi(英語版)