シェイク・オマル
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シェイク・オマルScheikh Omar
13世紀半ばにイエメンのモカ近郊ウサブOusabの山中でコーヒーを発見したとされる人物。スシャデリー教団(シャーズィリー教団)に属するスーフィーで、医師でもあった。伝説上の人物の可能性が高い。
シルヴェストル・ド・サシのアブダル・カディールの書のフランス語訳(『コーヒーの合法性の擁護』)の訳註でこの伝説を取り上げ、イスラム暦656年(西暦1258/9年)の出来事としている。 (山内秀文)
→コラム:*シェイク・オマルのコーヒー発見伝説
参照文献
・Silvestre de Sacy "Chrestomathie arabe "よりAbd-alkade "les Preuves les plus fortes en faveur de la légitimité de l'usage du Café" 1806 Paris(シルヴェストル・ド・サシ『アラブ文選』第1巻よりアブダル・カディール著『コーヒーの飲用の合法性についての最も強力な証左(コーヒーの合法性の擁護)』)