ド・クリュー
フランスの海軍将校、ガブリエル・ド・クリューは、1723年(1720年との説もあり)に、当時パリで栽培されていたコーヒーの木を手に入れ、マルチニーク島に向けて出航しました。海賊に襲われ、嵐に巻き込まれるなど、苦難の航海でしたが、無事にマルチニーク島に到着し、コーヒーの若木を植えました。1726年には、最初の収穫を得ることができました。周辺のアンティル諸島のほとんどは、この木をもとに繁殖させたものとなっています。
参照:
- 『ALL ABOUT COFFEE』 ウィリアム・H・ユーカーズ著 山内秀文 訳・解説 2017年 角川ソフィア文庫